上村 理絵 によるストーリー 老後にケガをすると、日常生活に大きな影響を及ぼすことがある。理学療法士の上村理絵さんは「高齢者が転倒事故を起こすと、そのことが原因で寝たきりになってしまうおそれがある。転倒事故を起こさないためにも、日常生活のなかで肉体的な老化が起きているかどうかをチェックしたほうがいい」という――。(第3回)※本稿は、上村理絵『こうして、人は老いていく 衰えていく体との上手なつきあい方』(アスコム)の一部を再編集したものです。自宅での転倒で老化は一気に進む私たちが常日頃行っているリハビリの大きな役割の1つが、転倒しにくい体をつくることです。たかが転ぶことと思うかもしれませんが、そ…