怪奇・幻想小説を含む、広い意味での推理小説。 ミステリーやミステリィとも言う。 狭義には「謎とその合理的な解決」を眼目とした小説の一形式(ジャンル)。 (→本格ミステリ参照)
なお、使い分けが行われることもある。 その場合、ミステリ・ミステリィ表記は、こだわりを持った趣味者が行うものである。 広義のミステリー 推理小説・ホラー小説・スリラーなど、謎の存在するエンターテイメント作品 ミステリ≒狭義のミステリー 謎の提示と合理的解決が行われる推理小説。本格ミステリ ミステリィ 森博嗣作品とその他推理小説
この帯はなんのミステリでしょうか?まさにぎりぎりの綱渡り(アクロバット)ーー綾辻行人氏激賞!ノベルス界に、待望の若きトリックスター、出現! 第48問の答えは…明日。コメントで解答を書いてみてね。 第47問 の答えは 『眠りと死は兄弟』(ピーター・ディキンスン、早川書房)でした。 原題は"Sleep and His Brother"で、工藤政司訳です。ディキンスンは1968年、推理小説「ガラス箱の蟻」でデビューし、CWA賞ゴールド・ダガー賞を受賞しました。『英雄の誇り』で1969年度CWA賞ゴールド・ダガー賞を二年連続で受賞しました。『眠りと死は兄弟』は1971年に刊行され、日本では1974年に…
読書録「京都東山 美術館と夜のアート」3 著者 高井忍出版 創元推理文庫 p106より引用“素人は知らないから、ろくに調べもしないで世間受けがいい説明を並べる歴史ゴロや、そうでないなら嘘だと分かっていて世間受けがいい説明を並べる美術ゴロが後を絶たないせいよ。” 目次より抜粋引用“美術館と夜のアート 宝船のイースト・ミーツ・ウエスト 御神刀リターンズ スウィフティー画談” 学芸員志望だった警備員を主人公とし、美術館を舞台とした、短編連作日常系ミステリ小説。 開館時間に合わせて、朝早くから仕事先の美術館に出勤する主人公・神戸静河。憧れていた世界での仕事を、思っても見なかった形で叶える事になりはした…
この帯はなんのミステリでしょうか? テレパシー殺人予告! 英国推理作家協会賞 二年連続受賞の本格派異才最新作 これはむずいかも。第47問の答えは…明日。コメントで解答を書いてみてね。第46問 の答えは『水の迷宮』(石持浅海、光文社)でした。 石持さんは2002年『アイルランドの薔薇』でデビューしました。 『本格推理』という文庫アンソロジーで原稿の募集があり、 何度か応募し複数回収録されたので 光文社から長編を書かないか手紙が届き、書いた長編が 『アイルランドの薔薇』でした。 ランキング参加中THE ミステリ
岡田秀文『黒龍荘の惨劇』(光文社文庫)の感想になります。 ※ネタバレを少し含みます※ 岡田秀文『黒龍荘の惨劇』(光文社文庫) 発見された要人の首なし死体と「黒龍荘」で巻き起こる惨劇の手記 あらすじ 本格ミステリらしい舞台設定と衝撃の結末 岡田秀文『黒龍荘の惨劇』(光文社文庫) 黒龍荘の惨劇 名探偵月輪シリーズ (光文社文庫) 作者:岡田 秀文 光文社 Amazon 発見された要人の首なし死体と「黒龍荘」で巻き起こる惨劇の手記 あらすじ 明治二十六年、杉山潤之助は、旧知の月輪龍太郎が始めた探偵事務所を訪れる。 現れた魚住という依頼人は、山縣有朋の影の側近と噂される大物・漆原安之丞が、 首のない死…
白い女の謎 (「名探偵オーウェン・バーンズ」シリーズ 6)作者:ポール・アルテ行舟文化Amazon これがオーウェン・バーンズ・シリーズの最新作。 シリーズ全8作のうち、未訳が2作残ってはいるが、 行舟文化社での翻訳は、これで完結とのことだ。 原著は2020年刊だが、これが最終作というわけでは、きっとないのだろう。 これからも刊行されるかもしれないので、どこか翻訳出してくれないかなぁ。 というのも、この最新作も充分な佳作だったから。 解説の飯城勇三さんは、トリックが目的か手段かで、二種類の作風に 分類しているが、自分は「読み味」として、このシリーズは二種類に 分かれると考えている。 読み味なの…
この帯はなんのミステリでしょうか? 胸を打つ感動と 美しい謎。 第46問の答えは…明日。コメントで解答を書いてみてね。第45問 の答えは『medium』(相沢沙呼、講談社)でした。 2019年に刊行され、 『このミステリーがすごい!』『本格ミステリベスト10』2020年版で 1位になり、第20回本格ミステリ大賞を受賞しました。 シリーズは『invert』『invert II』と出版されています。 相沢さんは2009年『午前零時のサンドリヨン』で 第19回鮎川哲也賞を受賞してデビューしました。 初版では「すべてが伏線」と書かれていました。 上記は第二刷です。 ランキング参加中THE ミステリ
引用元: video.unext.jp/u-next/公式サイト 概要 登場人物・キャスト ストーリー 感想 概要 『この動画は再生できません』(このどうがはさいせいできません)は、2022年10月3日(2日深夜)から同年12月19日(18日深夜)まで、テレビ神奈川で放送されていたテレビドラマ[1]。 心霊ドキュメンタリーDVDの制作チームが、投稿映像の裏に隠された真相を解き明かしていくホラーミステリ[1]。 2023年9月6日(5日深夜)から同年9月27日(26日深夜)まで、第2シリーズとなる『この動画は再生できません2』がテレビ神奈川で放送された。引き続きかが屋が主演を務め[2]、劇場版の…
今最もホットなミステリ作家の飛鳥部勝則のトークイベントを 今最もホットな石川県立図書館で開催! 15年ぶりの新作長編『抹殺ゴスゴッズ』(早川書房)が8月20日に刊行されますが、 翌月9月20日(土)午後に飛鳥部勝則さんがミステリと美術について語りまくる、予定。 主催は金沢ミステリ倶楽部、 共催はマジックカフェ&バーBELIEVE、謎屋珈琲店 参加費は1,000円。 続報はこのブログで待て♪ ランキング参加中THE ミステリ
綾辻行人「時計館の殺人」読了。余りの厚さに尻込みしてスルーしていたけれど、Huluでドラマ化されるのならば読まねばなるまい。ってことで読み始めたら「面白い!」と一週間で読み終えた。毎晩寝る前に1~2章ずつ読み進めていたら、コンスタントに人が死んで行くので間延びせずワクワクしっぱなしだった。 読み始めてまず感じたのが過剰な読点が影を潜めて読み易くなってるじゃん!綾辻作品を読むのは十角館、水車館、迷路館に続いて4作目になるけれどこれはどういうことだ?作家仲間や編集にアドバイスされたのだろうか? 主な登場人物は島田(鹿谷)&江南の十角館コンビ、稀譚社社員の小早川、内海、W**大学ミステリー研の瓜生、…
この帯はなんのミステリでしょうか? 二階堂黎人は今、 新本格という劇場のロビーを入り、 リザーブされている自分のシートに 向かって歩いていくところだ。ーー島田荘司 第44問の答えは…明日。コメントで解答を書いてみてね。第43問 の答えは『ハサミ男』(殊能将之、講談社)でした。 殊能さんは、1999年第13回メフィスト賞を受賞してデビューしました。『ハサミ男』も衝撃的な作品でした。殊能さんは『美濃牛』『黒い仏』『鏡の中は日曜日』『キマイラの新しい城』などスタイリッシュな本格ミステリを書きました。残念なことに、2013年49歳の若さで亡くなられました。 ランキング参加中THE ミステリ